留学生でも州内授業料で通えちゃう!?『テキサスの驚きの奨学金制度。』

アメリカの大学の学費制度
公立大学と私立大学の違い
公立大学は州政府の財政支援を受けて運営されているため、一般的に授業料が安く設定されています。その一方で、州政府の支援を受けていない私立大学は、一般的に公立大学に比べて授業料が高いです。公立大学と私立大学ではおよそ4倍から6倍の授業料の差があります。
州内学生と州外学生の違い
公立大学は、州の住民に対して割引された授業料(州内授業料)を提供しています。これは州政府が地元の学生を支援するためのシステムで、授業料は非常に安く設定されています。その一方で、他の州から来た学生、もしくは国際学生には州外授業料が適用されます。州外授業料は州内授業料の約2倍から3倍になることが一般的です。
テキサスの州立大学の奨学金制度
テキサスの州立大学では年間$1000の奨学金(competitive scholarship) を大学から受け取っている学生は州内授業料(in-state tuition)で通うことができるという制度があります。
また、テキサス州には複数の大都市(ヒューストン、ダラス、オースティンなど)があり、生活コストは他の州の大都市に比べても低いです。
それに加えて、州内授業料で大学に通うことができれば、学費も2分の1から3分の1程度になり、アメリカの大都市にできるだけ安く通うことができます!!
でもそんな簡単に奨学金を$1000も貰うことができるのか?
結論、『できます!』
$1000の奨学金を得て、週内授業料で通う方法
1. コミュニティーカレッジに通う
アメリカ留学をする人の多くが、初めの2年間分の単位をコミュニティーカレッジで取って、四年制大学に編入という形で単位を移行しています。
それは、留学費を抑えるためですが、今回紹介する、テキサスの州立大学に週内授業料で通う方法にも最適です。
ここで大事なことは、できる限り成績を高く保つということです。最低でもGPAが3.0ないとこの方法は使うことができません。
2. 編入時に奨学金をもらう
大学によって基準は違いますが、必要なGPAと移行単位数を満たしていれば、編入奨学金(Transfer Scholarship)を受け取ることができます。大学にもよりますが、年間$1000~$2000を受け取ることができます。
例えば、ヒューストン大学(University of Houston)では、
- 秋学期からの編入であること
- 1学期につき最低12単位以上取ること
- 48単位以上の移行可能な単位があること
- 3.0以上のGPAがあること
これらを満たしていると、1年間で$2000の奨学金(competitive scholarship)を受け取ることができます。
たったのこれだけで、留学生でも州内授業料で大学に通うことができます。
*大学によって基準が異なる場合があるので、大学のホームページを確認することをお勧めします。
まとめ
このように、テキサスの州立大学では、奨学金をもらうことによって、留学生でも州内授業料(in-state tuition)で大学に通うことができます。アメリカ留学はとても費用がかかるというイメージですが、調べて見ると学費を抑えることができる方法もあるので、学費が理由で諦めそうな人はこの記事を参考にしていただけたら嬉しいです。
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